正面

六田知弘

緑地紅彩 宝相華唐草文 瓢形瓶 (「大明嘉靖年製」銘)

作品名(よみ)りょくじこうさい ほうそうげからくさもん ひょうけいへい (「だいみんかせいねんせい」めい)
時代1明時代
時代2嘉靖(1522-1566)
景徳鎮窯
高(cm)22.1
最大径(cm)12.7
重量(g)929
コレクション名安宅コレクション
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号00818
解説Acc.No.10879の瓢形瓶と同様、明時代の彩磁の多様性を示す作例です。白磁を焼き上げた後、赤絵の具で宝相華唐草文を描き、白地に緑釉を塗りつめて再焼成したものです。本作品の赤色部分は白地の上に描かれているために、作品58の牡丹花の部分とはに比べると、落ち着いた発色となっています。瓢形瓶という器形も嘉靖帝の道教への傾倒から、この時期に盛んに作られたものです。

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