見込み
六田知弘
五彩 魚藻文 盤(「大明嘉靖年製」銘)
作品名(よみ) | ごさい ぎょそうもん ばん(「だいみんかせいねんせい」めい) |
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時代1 | 明時代 |
時代2 | 嘉靖(1522-1566) |
窯 | 景徳鎮窯 |
高(cm) | 3.6 |
口径(cm) | 17.3 |
重量(g) | 229 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
登録番号 | 00799 |
解説 | 嘉靖官窯の特徴は色彩の豊富さです。中央の鯉は黄色の上絵具を塗った上にさらに赤を塗って橙色としており、嘉靖官窯独自の技法です。「鯉魚跳龍門」(鯉の滝登り)の故事にちなんだ吉祥文様は当時大変好まれました。水藻の間に身をひねる鯉が躍動的に描かれ、盤の外側面にも類似のモチーフが見られます。高台内には青花による「大明嘉靖年製」銘が見られます。小品ながらも、嘉靖官窯の五彩の魅力が凝縮した作品といえます。 |