六田春彦 MUDA Haruhiko

青花 梅竹文 壺

作品名(よみ)せいか うめたけもん つぼ
時代1朝鮮時代
時代215-16世紀
高(cm)35.0
最大径(cm)33.6
重量(g)8,240
コレクション名安宅コレクション
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号00263
解説朝鮮王朝の青花の起源には不明の部分もありますが、1450年代の初めごろまでには生産が始まったようです。この作品は、玉縁風の口をなし、肩の張った典型的な15-16世紀の壺です。大きく交差する梅樹を中心にすえ、梅花にはコバルト顔料を濃く点じ、梅樹の背後にある細い竹は淡く表現されています。梅竹文は15-16世紀の朝鮮宮廷絵画に通じ、官窯に画員を遣わして絵付けをさせたという文献記録を裏付けます。清新な香気に満ちた朝鮮王朝初期特有の青花が見どころの作例です。

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