正面

六田知弘

青磁鉄地象嵌 蓮唐草文 扁壺

作品名(よみ)せいじてつじぞうがん はすからくさもん へんこ
時代1高麗時代
時代213世紀
高(cm)24.2
幅(cm)14.8×18.2
重量(g)2,242
コレクション名安宅コレクション
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号00252
解説胴の両面を叩いて平らにしたこの扁壺は、13世紀以降に見られる形です。肩と胴裾に蓮弁文、中央には蓮唐草文を浮き彫りにし、文様となる部分に鉄絵具を塗りつめた後、さらにその上に青磁釉を塗り焼成したものと思われます。背景は白化粧を施した素地をそのまま露出させ、堂々とした器形と大胆な蓮唐草文が、大らかな味わいを伝えています。同種の陶片が全羅南道康津郡沙堂里窯址や全羅北道扶安郡柳川里窯址で出土しています。

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