正面

六田知弘

青磁練上 碗

作品名(よみ)せいじねりあげ わん
時代1高麗時代
時代212世紀
高(cm)5.2
口径(cm)14.0
重量(g)200
コレクション名安宅コレクション
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号00190
解説練上(ねりあげ)は、韓国では「練里(ヨンリ)」、中国では「絞胎(こうたい)」と呼ばれています。中国の絞胎は通常二種類の土を使い、黄釉や褐釉などをかけますが、高麗の場合は、青磁土と白土、赫土(あかつち)の三色土をこね合わせて成形し、青磁釉をかけて焼き上げます。そのため釉下に異なる土が不規則に交じり合って、美しい木理(もくめ)文となって表れ、独特な美しさがあります。全羅南道康津郡沙堂里窯址から類似陶片が出土しています。

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