旧江夏岩吉家住宅主屋

文化財番号KT-K-008
大分類有形文化財
中分類建造物
小分類名建築物(寺社、城郭、住宅、公共施設)
指定区分国登録
文化財名(ヨミ)キュウエナツイワキチケジュウタクオモヤ
制作年(始)1926
時代区分1近代~現代
員数1
文化財状態見学不可
受入区分私有
所蔵館・管理施設所有者
公開解説大淀川沿いに所在する味噌醸造業を営む旧家の邸宅。西面に玄関を設け、南東に広がる庭に面して続き間座敷と広縁を巡らす。東側に増築した洋室は、外壁を石積み風モルタル塗り洗い出し仕上げとする。全体に良材を用いた上質な近代和風建築である。
明治に入り戦後までの間に日本の住宅がその形を変えていく中、書院造を基本にした和⾵住宅であり、明治後半から大正にかけての住宅改良運動の影響と、戦前という時代背景の中で作られ、今⽇までほぼ当時の姿で残されている木造平屋建、瓦葺、建築面積210㎡の貴重な建物である。
棟札により、大正15年5月30日に建築、設計は大久保佐太郎、棟梁は田村興三郎。
昭和10年(1935)陸軍大演習で朝鮮李王垠の宿泊に供しており、洋室を増築したと推定される。その後、令和2~3年に補修及び一部改修が施された。
備考指定年月日2023/2/27
昭和10年増築/令和3年改修
現所在(入力)西町

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