尾平野洞窟内部

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石器時代住居跡尾平野洞窟

文化財番号KE-S-003
大分類記念物
中分類史跡
小分類名集落関係、生産関係、埋葬関係の遺跡
指定区分県指定
文化財名(ヨミ)セッキジダジュウキョアトオビラノドウクツ
現所在現地
時代区分1原始
時代区分2縄文
時期後期~晩期
所蔵館・管理施設所有者
参考文献・報告書名都城市教育委員会文化財課『都城市の文化財』2014
参考URLhttps://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/site/bunkazai/4343.html
現所在(入力)安久町
現所在種別(入力)現地
文化財状態見学不可
公開解説鰐塚山地の南部に位置し、志布志湾に注ぐ安楽川により開析された渓谷の南側斜面に穿たれた自然洞穴です。地質は、シラスと弱溶結凝灰岩からなっています。
洞窟の形状は、北へ向かって開口した幅約7mの入り口部を中心に、西と東に伸びており、奥行きは約23mです。
正式な発掘調査は行われていませんが、現在までに出土した遺物には、土師器、縄文土器(後~晩期)、骨角器、動物骨、貝殻などがあります。動物の種類は、イノシシ、シカ、カモシカ、ノウサギ、ニホンザルが認められています。また、イノシシとシカの長骨は割断されており、サルの骨には焼いた痕跡が観察さできます。現在宮崎県南部に生息していないカモシカの出土は、当時の狩猟環境を知るうえで注目されています。
備考指定年月日1957/12/15

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