青花磁器瓶

都城市教育委員会文化財課

青花磁器瓶 附石塔

文化財番号SI-K-022
大分類有形文化財
中分類美術工芸品
小分類名考古資料
指定区分市指定
文化財名(ヨミ)セイカジキビン ツケタリセキトウ
時代区分1中世
制作場所景徳鎮窯
材質磁器
員数1
点数3
寸法(図録用)①口径4.9/底径10.75/器高27
②口径4.65/底径10.7/器高26.6
石塔:現高70.5/最大幅30/奥行23 (寸法単位:cm)
受入区分公有
所蔵館都城市教育委員会 文化財課
所蔵館・管理施設埋蔵文化財センター
参考文献・報告書名都城市教育委員会文化財課『都城市の文化財』2014
公開解説庄内川を北に望む標高約200mの丘陵端部にあたる切畑第3遺跡で、青花磁器(中国染付)瓶2点が見つかりました。平成4年(1992)の美川町竹山の道路新設工事に伴う斜面伐採整地作業中に石塔1基、白磁瓶1点とともに発見されたもので、石塔には「天正十七年(1589)」の紀年銘があります。
肩が丸く張り、腰を絞った梅瓶と呼ばれる形態で、中国明代の景徳鎮窯産です。底部は上げ底となり、胴上半は同接ぎ成形です。2個1対でセットをなし、染付文様も類似しています。肩部には唐草文を錬弁文で囲み、その間に霊芝文(如意頭文)が施され、胴部に宝相華唐草文、裾には簡略した錬弁文が大きくあしらわれています。
口径4.9㎝、底径10.75㎝、器高27㎝、胴部最大径14㎝。一方は、口径4.65㎝、底径10.7㎝、器高26.6㎝、胴部最大径14.4㎝。両方とも口縁部の一部を欠いています。
中国時代の高級青花磁器の全形をうかがうことができる貴重な資料です。
現所在(入力)都島町
公開解説引用『都城市の文化財』
現所在種別(入力)展示

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