宮尾・立野遺跡出土 五十市式縄文土器

都城市教育委員会文化財課

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五十市式縄文土器

文化財番号SI-B-005
大分類有形文化財
中分類美術工芸品
小分類名考古資料
指定区分市指定
文化財名(ヨミ)イソイチシキジョウモンドキ
遺跡名宮尾・立野遺跡
時代区分1原始
時代区分2縄文
時期早期
材質粘土
員数1
点数1
寸法(図録用)口径23.5/底径13/器高25.5 (寸法単位:cm)
残存状態口縁部から底部まで残存
受入区分公有
所蔵館都城市教育委員会 文化財課
所蔵館・管理施設歴史資料館
参考文献・報告書名都城市『都城市史 資料編考古』2006都城市教育委員会
参考URLhttps://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/site/bunkazai/2367.html
公開解説昭和37年(1962)6月、今町の国道269号線の拡幅工事中に地表下3m地点のところで発見されました。
発見当時、出土した遺跡が旧五十市村にあったため、「五十市式土器」と命名されました。
南九州における縄文時代の土器文様が貝殻文を主流とする中、この土器は全面に縄文が施された平底の深鉢型土器であり、大変珍しく学会で注目されました。外側の上半分にススが付着しており、煮炊きに用いられていたことがうかがえます。高さ25.5㎝、口径23.5㎝、底径13㎝。今から約7300年前とされる喜界アカホヤ火山灰層より下から出土しており、縄文時代早期に属するものと思われます。類例は、鹿児島県上野原遺跡で見つかっています。
現所在(入力)都島町
公開解説引用『都城市の文化財』
現所在種別(入力)展示

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