熊襲踊
都城市教育委員会文化財課
熊襲踊
文化財番号 | KE-MM-001 |
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大分類 | 民俗文化財 |
中分類 | 無形民俗文化財 |
小分類名 | 民俗芸能 |
指定区分 | 県指定 |
文化財名(ヨミ) | クマソオドリ |
現所在(入力) | 庄内町 |
現所在種別(入力) | 現地 |
参考文献・報告書名 | 都城市教育委員会文化財課『都城市の文化財』2014 |
参考URL | https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/site/bunkazai/2227.html |
公開解説 | 熊襲踊は、日本武尊が人々を苦しませていた熊襲武を滅ぼしたときに熊襲平定を喜んだ人びとが、ありあわせの棕梠皮を身に着けてバラを叩いて転びまわり、酒宴で即興に踊って、日本武尊の御覧に供し、お祝いを申し上げたことに由来すると伝わります。農事信仰をともなう古い型の風流です。 熊襲踊は、竹編みの「バラ」を用いるため、「バラ踊」とも呼ばれ、バラ太鼓14名と親鉦2名・子鉦2名からなり、毎年、諏訪神社(庄内町)の秋祭りや、その他の祭礼などにおいて奉納されます。 踊りの扮装は、白い袴無し筒袖の上衣と、白いズボンを穿き、鉦・バラ太鼓とも神代風の姿です。鉦組は棕梠皮の手甲脚絆に黒足袋草鞋を履き、前には「みぎえ」という注連縄を腰に下げ、面は着用しません。バラ太鼓組は、棕梠皮の手甲脚絆に黒足袋草鞋を履き、「タスッ」と呼ぶ大きな七五三縄を背負い、棕梠皮のマゲつき仮面を被ります。 |
備考 | 指定年月日1972/09/26 |