座棺輿

文化財番号RS-645
大分類民俗文化財
中分類有形民俗文化財
小分類名人の一生に関して用いられるもの
指定区分未指定
文化財名(ヨミ)ザカンコシ
材質
制作者徳丸直八
制作年代昭和8~9年
制作年(始)昭和8年
制作年(終)昭和9年
制作場所都城市下水流町
使用場所都城市下水流町
時代区分1現代
時代区分2昭和
時期昭和9年~昭和30年代ごろ
員数1
点数1
文化財状態保管
受入区分寄贈
所蔵館・管理施設歴史資料館
公開解説葬送儀礼で使用するもので、死者を座った状態で納めた棺を墓地へ運ぶ道具です。
昭和30年代ごろまで、死者の埋葬方法は、土葬でした。都城で火葬が浸透したのは昭和 40年代のことです。遺骸を座らせた状態で棺に納めると、すきまに藁や着物をつめ、副葬品を入れ、屋根のついた輿で墓地まで運びました。
葬儀用具は、個人所有ではなく地域の共有財産でした。
本資料は、昭和9年につくられ、昭和30年代になってからも修理し使われたものです。
※ 明治時代にも火葬場はあったが、それは伝染病死者のためであった。都城市営火葬場設立は昭和初期で、戦後しばらくたってから共同墓地建設が進んだ。
公開解説引用『都城市史 別編 民俗文化財』
『諸県の民俗』

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