鰐口
都城市教育委員会文化財課
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鰐口
| 文化財番号 | SI-B-RS-854 |
|---|---|
| 大分類 | 有形文化財 |
| 中分類 | 美術工芸品 |
| 指定区分 | 市指定 |
| 文化財名(ヨミ) | ワニグチ |
| 文化財名(英題) | waniguchi gong |
| 寸法(図録用) | 面径13、総厚5.5、肩厚4 |
| 技法 | 鋳造 |
| 形状 | 鰐口 |
| 材質 | 銅 |
| 制作年代 | 1483 |
| 時代区分1 | 中世 |
| 時代区分2 | 室町 |
| 員数 | 1 |
| 点数 | 1 |
| 文化財状態 | 保管 |
| 受入区分 | 寄贈 |
| 所蔵館・管理施設 | 歴史資料館 |
| 参考文献・報告書名 | 高崎町史編纂委員会『高崎町史』高崎町1990、都城市指定文化財調書 |
| 備考 | 指定年月日2024/02/26 |
| 公開解説 | 「鰐口」とは、神社仏閣の軒先にかけて誓願成就を祈念する梵音具(※)の一種です。側面に一文字の切り込みがみられ、この形状が鰐の口(鰐=サメのこと)のようにみえることから鰐口と呼ばれます。 この鰐口は、現在の都城市高崎町笛水氏益にある観音堂にて所蔵されていたものです。 銘文には、「文明十五癸卯年東善寺鰐口一口」や「願主 日州柏原」などの文字が刻まれています。 この鰐口が観音堂にもたらされた経緯や銘文の詳細については不明な部分もありますが、市内に残る唯一の鰐口であることや、銘文から1483年に製作されたものと推測できることから県内でも大変貴重な文化財として令和5年度に市指定文化財となりました。 ※梵音具・・・儀式などに用いる仏具の中で音が鳴るものの総称 |
| 公開解説引用 | 『高崎町史』 |
| 現所在(入力) | 歴史資料館 |
| 現所在種別(入力) | 保管 |
