東京名勝高縄鉄道之図

大分類美術
作者名歌川広重(三代)
製作者・出版者辻岡屋文助
制作年月日明治4(1871)年
解説列車が海上の築堤の上を走り、その向こうには蒸気船が進み、陸では歩行者、人力車、馬車がにぎやかに行き交います。かつて大木戸が置かれていたこの高輪は交通の要衝でしたが、鉄道の開業によって、その海上もより一層重要な場所になっていきました。まさに明治時代初期の交通の近代化を凝縮したような一図だといえるでしょう。高輪の喧騒やエネルギーを今に伝える好資料です。
テーマ鉄道
資料ID709

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