東京横浜鉄道往返之図

大分類美術
作者名歌川広重(三代)
製作者・出版者山崎屋清七
制作年月日明治6年(1873)3月
解説煙をごうごうと上げながら海上を走る鉄道に対抗するように、陸上を乗合馬車や人力車が駆けていきます。明治以降に登場した、近代的な交通手段のコラボレーションです。画面上部には東京・品川・川崎・鶴見・神奈川・横浜間の運賃が書かれています。開業当時、通貨は両・分・朱という呼び方をしてましたが、明治4(1871)年に新貨条例が公布されたことに伴い、このあと明治7(1874)年には初めての運賃改正が行われ、円・銭・厘が用いられるようになります。
サイズ(cm)35.5×72.5
テーマ鉄道
資料ID117

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