船舶模型 押送船 (1/20)

資料番号19860519B
分類模型
縮尺20
製作者名船型科学研究所 監修:石井謙治氏
寸法548×185×55
員数1隻
解説【押送船・おしおくりぶね】
江戸湾を中心に関東周辺の漁村より、鮮魚を積み江戸日本橋の魚市場に運搬した快速の小船です。帆走は従として、風向きの如何に関わらず櫓を押して走る事からこの名があります。さらに、米穀や薪炭なども運んで江戸を中心とする商品流通に少なからぬ役割を果たしました。本来は海船ですが江戸市中の河岸などに乗り入れるため、川船奉行の統制支配下にありました。また、快速性や凌波性が買われて浦賀奉行所などの番船としても重用されました。本模型は、「船鑑」に基づき、日本海事史学会の石井謙治氏監修のもと、当財団の発注により船型科学研究所で制作されたものです。

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