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木造十一面観音立像

大分類美術工芸品
中分類彫刻
指定・登録番号市指彫51
告示日H19.3.30
員数1躯
時代区分平安
所在地南区
所有者・保護団体浄禅寺
説明文観音堂の本尊で、頭頂から地付までを一材で彫出した一木造。彫眼で全身に漆箔がほどこされる。均整のとれたプロポーションで、背や腹部の柔軟な肉付きが巧みに表現される。頂上仏面も当初のものと見られる。頭上に化仏を配した痕跡がみられないが、宝冠をいただく当初の段差が頭部に設けられていることから、当初の宝冠に付属していたとも考えられる。左耳前の頭髪は、乾漆を盛り上げて形成する、平安時代前期の作例にみられる技法が用いられるなど、9世紀の様式が受け継がれるが、面部のやや平板な肉取りや整理された衣文から、寺の創建を遡る10世紀の制作と考えられる。

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