旅籠屋掟書幷請書連印

所蔵草津宿本陣蔵
解説草津宿の旅籠軒数が増え、競争が激しくなってきたことを受けて取り決められた掟書です。これにより草津宿を二分し、旅人が上り客(京方面)か下り客(江戸方面)かによって迎え入れるエリアを限定するように定めました。また、客引きをする場合は、必ず下付された鑑札の携帯が義務付けられました。
この掟を明記し、承諾した証として各旅籠屋が連印を残したものがこの「旅籠屋掟書幷請書連印」です。

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