くるり棒
時代(公開用) | 昭和初期まで |
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寸法(公開用:民俗) | 高さ19×12.8cm |
材質 | 割竹6本、竹、カシ、藁縄、竹の皮? |
資料解説 | 麦や雑穀などのノゲ取り脱粒のために使用した道具。(※ノゲはここでは麦の実の先端にある棘状の突起のこと) 竹で出来た柄の部分を両手でにぎり、割竹を6本合わせた回転部を回し地面の筵〈むしろ〉などに広げた麦や雑穀に叩きつける。 とくに麦打ち作業は、夏の暑いさなかの作業で、麦の実から離れたノゲが体につくとチクチクとして大変だった。何人かが集まって、向かい合わせになって作業をするが、作業をする時には「麦打ち唄」という作業唄が歌われることもあった。 「唐竿〈カラサオ〉」「連枷〈レンカ〉」などとも呼ばれる。 この「くるり棒」は、打部に割竹6本が使用されている。国立市の谷保地域の「くるり棒」は、打部の素材が、エゴの木や割竹を何本か合わせたものが多い。 |
資料番号 | M00444 |
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- 甲野勇氏資料:縄文土器の編年で著名な考古学者 甲野勇(1901-1967)氏旧蔵の資料群。書籍、雑誌、写真、実測図、拓本、論文・講義の原稿等、約8,600件。甲野氏は、1946年から1967年に亡くなるまでの約20年間を国立に暮らし、多摩地域の郷土史研究や、小・中・高校生への発掘指導などの社会教育事業を積極的に行ったことでも有名です。
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