煙管

資料ID468
中分類工芸
小分類金工
コレクション分類水野家資料
法量長さ20.5
制作年不詳
作者名A水野源六家
作者情報水野源六家
水野家は加賀藩白銀職頭取を勤めた家柄。初代水野好栄は摂津国大阪の出で、京都に移り後藤長乗に師事する。慶長年間、好栄は二代利長に招かれ、長男源次と次男源六を伴い加賀へ移り一家を成した。好栄の通称「源次」は長男が継ぎ、次男「源六」は別に家を興した。源六系の初代源六好房は、後藤宗家の悦乗が加賀を去る際、白銀職頭取の職務代行を命じられる。以降、二代照善、三代多光、四代光政、五代光益、六代光則、七代光和と代々名工を排出し、四代以降はすべて養子が続いた。八代源六光春の時に明治を迎え、1877年(明治10)金沢に銅器会社が創設されると、光春は頭取として参画するなど、維新後もこの家柄は金沢の金工に大きな影響を及ぼしている。
資料解説両端に柄付きの火鉢。足は三足。器体の胴には葡萄唐草文が線象嵌によって施されている。この葡萄文は、古くからの仏教美術も類似のものがみられ、水野家が古来より伝わる文様を参照していたことがうかがえる。また、水野家旧蔵図案「金属器図案 手炉火鉢等」には、本資料のものと思われる図案が残されている。

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