蘭亭曲水図

資料ID10
中分類日本画
法量本紙 縦25.0 横148.2
制作年江戸時代前期
作者名A狩野安信 (永真)
資料解説蘭亭曲水図は、中国東晋時代に浙江省の蘭亭に王羲之が文士41人を集め修禊(みそぎ)を行ったという故事に由来する、曲折した流水に杯を流し、自らの前を過ぎるうちに作詩をするという趣向が催される光景を描いたものである。文人の営みに憧れた南画の画題に多く見られた。本作品は、「蘭亭集會之圖 法眼永真筆」と墨書銘があり、 画論『画道要訣』で知られる狩野安信〈1614~1685年(慶長18~貞享2)〉の作と伝えられている。

PageTop