(資料群)忰山家 資料

資料群・作家名(ヨミ)かせやまけしりょう

略歴・解説

忰山家住宅は、もともと大正6年(1917)に長尾町警察庁舎として建てられた建物である。正面中央に玄関ポーチを張り出し左右対称の外観を持ち、玄関ポーチのペディメント風の屋根やドリス式の柱,正面屋根中央のドーマー窓,壁面の柱型装飾などの外観上の特徴をもち、東讃地区で現存する数少ない大正期の洋風建築である。昭和40年(1965)に忰山氏が長尾町より購入し、現在は住宅として使用されている。平成9年12月12日に登録有形文化財となった。寄贈資料は登録に先立ち、住宅の屋根の改修工事を行った際に取り外された大正期以来の屋根瓦で、戦前の洋風建築に特徴的な形状の棟飾りなどである。
(香川県歴史博物館『収蔵資料目録 平成10年度』より、一部修正し転載)

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