(資料群)山本A家 資料(1)

資料群・作家名(ヨミ)やまもとけしりょう

略歴・解説

当資料は寄贈者の父母が収集・使用したものである。浄瑠璃の根本と下駄は母(香川県生)、他は父(和歌山県生)のものである。大阪で生活されていたが、戦後母の実家がある東かがわ市三本松に移られた。
20紙芝居「自分は海員」、109大東亜戦勝精図などは戦意高揚政策を物語る貴重な資料である。
110高松復興市街図は昭和20年7月4日の空襲で焼け野原になった高松市街の復興計画を示した地図である。高松市は昭和20年10月戦災復興委員会を設け、翌年復興部を新設して復興都市計画を担当させた。初期の計画は中央通りの幅員が100メートル、菊池寛通りが70メートルというスケールの大きいものであった。しかし、商店街地区の住民からの反対もあり、計画は縮小再検討されることになった。この地図は修正縮小された第二次計画の構想を示したものである。
(香川県教育委員会『歴史博物館整備に伴う収蔵資料目録 平成8年度』より、一部修正し転載)

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