(資料群)高橋A家 資料(1)

資料群・作家名(ヨミ)たかはしAけしりょう(1)

略歴・解説

本資料は、県文化功労者であり、香川県の考古学研究のパイオニアであった故高橋邦彦氏の残された調査記録や図書、考古資料など、計2,051件で構成されている。
資料内容の詳細な検討は後日に委ねるが、故高橋邦彦氏が主として三豊郡を中心としたフィールドで活動されていたことから、調査記録の中には、現在は消滅した遺跡を含めた、この地域の多くの遺跡についての発掘調査、踏査、表面採集などによって得られた知見をまとめた原稿、図面、写真などが見られ、香川県の考古学研究を進める上で貴重な資料である。
図書については、約600冊余りの一般図書、研究図書があり、現在入手が難しい香川県に関する図書も含まれている。
また、考古資料についても、この地域を代表する著名な遺跡である妙音寺出土の古瓦や、弥生時代前期の遺跡として全国的に著名な室本遺跡出土の弥生時代前期の壺形土器のほか、皇朝十二銭を含む多くの古銭等がある。
(香川県教育委員会『歴史博物館整備に伴う収蔵資料目録 平成5・6年度』より、一部修正し転載)

この資料群・作家の収蔵品一覧[全2002件]

PageTop