木椀
作家名・資料群名 | (資料群)新開家 資料 |
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収蔵番号 | SK0#00003 |
資料番号 | 3 |
法量(cm) | 径8.0×高13.5 |
時代 | 江戸末カ |
作成者(→宛所) | 伝玉楮象谷 |
内容 | 箱書「祖父象谷作孫蔵谷観之」 |
香川県立ミュージアム 館蔵品データベース
作家名・資料群名 | (資料群)新開家 資料 |
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収蔵番号 | SK0#00003 |
資料番号 | 3 |
法量(cm) | 径8.0×高13.5 |
時代 | 江戸末カ |
作成者(→宛所) | 伝玉楮象谷 |
内容 | 箱書「祖父象谷作孫蔵谷観之」 |
資料群・作家名(ヨミ) | しんかいけしりょう |
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略歴・解説 | 寄贈者は、石州流のお茶を長くなさった方であり、歴史資料として今回漆器3件4点の寄贈をいただいた。紅花緑葉彫料紙箱・同硯箱は、中函裏に「文綺堂・蘭斎」銘があり、藤川蘭斎(初代)の作品である。芯は桐材であり、文綺堂の初期の作品が、「藍胎」(竹材を利用した素地 明治28年はじめて使用)であることを考えれば、この作品は初期の作品ではないと思われるが、作としては大変力を入れた優品である。木椀は、漆が乾く前に水滴を付けて渋味を出す技法で作られており、重量感といいとても木製とは思われない。「祖父象谷作」とする孫蔵谷の箱書があり、確証はないが楽しみでこのような作品を制作した可能性は残る。堆黒忘貝香合写は、象谷の遺品を研究し、その技法習得に努めて技術を高めた森象堂の作品であり、大正9(1920)年に象谷の松浦香盒(香合)を観て、その精緻さに感嘆して同11(1922)年3月に制作したという自筆箱書がある。 (香川県教育委員会『歴史博物館整備に伴う収蔵資料目録 平成7年度』より、一部修正し転載) |