紙本墨書 清拙正澄墨跡平心字号

作家名・資料群名(資料群)高松松平家 資料
収蔵番号MY0#00004
資料番号47(ラベル0783)
形態・員数1幅
法量(cm)31.5×63.7
時代嘉暦3年
作成者(→宛所)清拙正澄
内容重要文化財
解説嘉暦3年(1328)、中国元時代の禅僧清拙正澄が弟子に書き与えたもの。もと徳川将軍家の所蔵であったが、秀忠から小堀政一へ譲られ、諸家を経た後に高松松平家にもたらされた。清拙正澄は1326年に来日、日本の禅宗に大きな影響を残した。

嘉暦3年(1328年)、中国元時代の禅僧清拙正澄が、弟子に「平心」という道号を書き与えたもの。清拙正澄は1326年に鎌倉幕府・北条氏の招きによって来日し、建長寺・円覚寺などに住した。続く建武の新政期には、後醍醐天皇の勅命で建仁寺や南禅寺にも住した。日本の禅宗に大きな影響を残した人物である。与えられた弟子・平心処齋は、後に美濃国(現在の岐阜県南部)を中心に活動した禅僧。
この書幅は、もと徳川将軍家の所蔵であったが、小堀政一(遠州)に譲られ諸家を経た後に高松松平家にもたらされた。(松平常設2711~2801)
指定国指定重要文化財

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