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法華経

作家名・資料群名(資料群)高松松平家 資料
収蔵番号MY0#00002
資料番号190(ラベル0715)
形態・員数8巻
法量(cm)25.5×55.3
時代平安時代
作成者(→宛所)奥書「しんのかく」「しん女かく」
内容重要文化財
解説平安貴族が功徳を積むべく、善美を尽くして作り上げた装飾経の一つ。紫紙の見返しには、金銀の切箔を散らし、銀を主体に緑、群青、朱などで彩色された釈迦説法図や山水などの自然景観などを描く。巻5冒頭の提婆達多品には女人救済について述べられており、見返しにも釈迦のもとへ向かう龍女が描かれている。この法華経は平安時代後期に貴族たちの手によって多数制作された華麗な装飾経の一つであり、全八巻が揃う貴重な資料である。巻末に見られる「しん女かく」等の奥書から、結縁者が女性であったことがわかる。水戸徳川家より伝来したと伝えられる。重要文化財。
指定国指定重要文化財

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