棹秤
作家名・資料群名 | (資料群)藤井B家 資料(1) |
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収蔵番号 | FS0#00003 |
資料番号 | 3 |
法量(cm) | (長)52.0×(径)1.5×(鉤)10.2 |
時代 | 昭和 |
香川県立ミュージアム 館蔵品データベース
作家名・資料群名 | (資料群)藤井B家 資料(1) |
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収蔵番号 | FS0#00003 |
資料番号 | 3 |
法量(cm) | (長)52.0×(径)1.5×(鉤)10.2 |
時代 | 昭和 |
資料群・作家名(ヨミ) | ふじいBけしりょう(1) |
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略歴・解説 | 本資料群は綾南町畑田(現綾川町畑田)地区に伝わった民俗生活資料である。有線電話やテレビなど、高度経済成長による生活の変化を見ることのできる資料や当家が営んでいた塩の売買に使用したとされる棹秤・生活用具などがある。また、麦稈真田の製造に関わる資料もある。当地のある綾歌郡は、明治33年以来、手もとに統計のある昭和15年に至るまで、数力年を除き県内の郡別麦稈真田生産額がトップであった(『東讃産業史」)。三豊郡が塩叺の生産が盛んであったのに比して、綾歌・香川両郡は稈真田がその位置を占めていたのである。つまり、明治から戦前にかけての農家の暮らしを支えた重要な副業だったのである。その往時を物語る資料といえよう。 (香川県教育委員会『歴史博物館整備に伴う収蔵資料目録 平成9年度』より、一部修正し転載) |