【解説】竹取物語 近世初期写 胡蝶装
大分類 | 図書館デジタルライブラリー |
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中分類 | 物語文学・日記文学・随筆文学 |
小分類 | 竹取物語 近世初期写 胡蝶装 |
分野分類 CB | 歴史学 |
文化財分類 CB | 図書 |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+解説 | 竹取物語 [貴1873] 〈外題〉「竹とり物語」(表紙中央後補題簽) 〈内題〉なし 〈巻冊〉1巻1帖 〈体裁〉綴葉装 〈書写年代〉江戸時代初期か 〈表紙寸法〉縦16.8糎×横18.2糎 〈書入・貼紙〉なし 〈奥書〉なし 〈蔵書印〉なし 〈解題〉 墨付69丁で、本文は一面10行書き。表紙は金彩波形文茶色の鳥の子紙。本文は、概ね流布本系と思量されるが、大きな脱文が四箇所見られる。『竹取物語』の古写本は、天理図書館蔵の武藤元信旧蔵本(天正20年(1592)写)や近時発見された伝里村紹巴筆本(元亀元年(1570)写)が書写年代の古い物とされるが、藤原定家が校訂した系統の写本が伝来する『伊勢物語』や『源氏物語』に比して古写本に恵まれない。「近世初期」写とされる該本は、なお慎重に判断するべきであるが、『竹取物語』の写本としては古い部類に属すると言える。 〈参考〉 ・中田剛直『竹取物語の研究校異篇 解説篇』 (塙書房 1965年) ・王朝物語史研究会編『竹取物語本文集成』 (勉誠出版 2008年) |
+登録番号(図書館資料ID) | 貴1873 |
資料ID | 143529 |
所有者(所蔵者) | 國學院大學図書館 |
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