【解説】狭衣 巻一~巻四 江戸時代中期写 胡蝶装
大分類 | 図書館デジタルライブラリー |
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中分類 | 物語文学・日記文学・随筆文学 |
小分類 | 狭衣 巻一~巻四 江戸時代中期写 胡蝶装 |
分野分類 CB | 歴史学 |
文化財分類 CB | 図書 |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+解説 | 狭衣物語 [貴1876-1879] 〈外題〉「さころも」(表紙中央打付墨書) 〈内題〉なし 〈巻冊〉4巻4帖 〈体裁〉綴葉装 〈書写年代〉江戸時代初期 〈表紙寸法〉縦23.5糎、横18.0糎 〈書入・貼紙〉朱点あり 〈奥書〉なし 〈蔵書印〉「月明荘」、「中江原字惟命」 〈解題〉 『狭衣物語』は平安時代後期に書かれた作り物語のひとつ。主人公狭衣といとこにあたる源氏宮との成就しない恋を中心に、女二の宮や飛鳥井の姫君との悲恋を描く。作者は後朱雀天皇の皇女禖子内親王に仕えた女房宣旨(源頼国女)が有力である。『狭衣物語』には数多くの異本があり、伝本系統は複雑であるが、第一類(深川本)系統、第二類(伝為家本)系統、第三類(流布本)系統に大別することができる。該本は第一類の系統に属し、一面10行書きで、一行20字。蔵書印から巻一から巻三までは中江藤樹の旧蔵本であったことが知られる。しかし巻四については、その後の旧蔵者である月明荘(反町茂雄)の蔵書印のみである。また、伝称筆者を藤原行能(1179~1255?)とするが、巻四の筆跡は巻三までと異なる。 〈参考〉 ・國學院大學図書館編『國學院大學図書館貴重書解題(一)』(國學院大學図書館 1991年) |
+登録番号(図書館資料ID) | 貴1876-1879 |
資料ID | 143522 |
所有者(所蔵者) | 國學院大學図書館 |
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