【解説】古今和歌集 頓阿、兼空筆 南北朝時代初期写
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小分類 | 古今和歌集 頓阿、兼空筆 南北朝時代初期写 |
文化財分類 CB | 図書 |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+解説 | 古今和歌集 [貴3008] 〈外題〉「古今和歌集」(左肩後補題簽) 〈内題〉「古今和哥集巻第一 春哥上」(巻三以降は古今和歌集) 〈巻冊〉20巻1帖 〈体裁〉綴葉装(9折) 〈書写年代〉南北朝時代初期 〈表紙寸法〉縦23.2糎×横15.1糎 〈書入・貼紙〉イ本注記、声点、勘物註記あり 〈奥書〉「延文四年九月廿七日読合校/畢/四代勅撰作者頓阿/三代勅撰作者兼空」 〈蔵書印〉なし 〈解題〉 墨付180丁で、料紙は斐紙。表紙は濃緑色地花木文様の緞子。本文は貞応2年7月22日の奥書を持つ藤原定家書写本。仮名序は一面8行書、和歌は一面9行で、一行書。箱表面には、金泥で「古今集 頓阿/兼空両筆」とあり、奥書には、両名が校合したことが記されている。頓阿(1289~1372)は、南北朝時代の歌人、俗名は二階堂貞宗という。『続千載和歌集』から『新続古今和歌集』までに、44首が入集する他、歌学書『井蛙抄』や私家集である『草庵集』(正・続 15巻)がある。兼好や浄弁らとともに二条為世門下の和歌四天王と称される。兼空(生没年未詳)は、南北朝時代の歌人で、北畠親房の兄弟かとされる。『新玉津島三十首』を編んだ他、『風雅和歌集』以下の勅撰集に5首入集する。 〈参考〉 ・犬養廉他編『和歌大辞典』(明治書院 1986年) ・山田洋嗣 「兼空」(犬養廉他編『和歌大辞典』明治書院 1986年) |
+登録番号(図書館資料ID) | 貴3008 |
所有者(所蔵者) | 國學院大學図書館 |
コンテンツ権利区分 | CC BY-SA-ND |
資料ID | 143251 |
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