【解説】大江山酒呑童子絵貼交屏風 二曲一隻

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小分類大江山酒呑童子絵貼交屏風 二曲一隻
分野分類 CB歴史学
文化財分類 CB図書
資料形式 CBテキストデータベース
+解説酒呑童子絵貼交(はりまぜ)屏風 [貴4206]

〈外題〉なし
〈内題〉なし
〈巻冊〉2曲1隻
〈体裁〉屏風(もとは横本袋綴か)
〈書写年代〉江戸時代前期
〈寸法〉縦約147糎×横約148糎(料紙:縦17.5糎×横25.0糎)
〈書入・貼紙〉なし
〈奥書〉なし
〈蔵書印〉なし
〈解題〉

『酒呑童子』絵を屏風に貼り込んだもの。

『酒呑童子』は、源頼光が四天王とともに鬼神・酒呑童子を退治する物語である。『酒呑童子』の諸本は、酒呑童子の住処を丹後国の大江山とするもの(大江山系)と近江国の伊吹山とするもの(伊吹山系)とに大別される。本屏風に本文はないが、挿絵の場面から伊吹山系統に属すると思われる。

料紙の寸法や一部の料紙右端に綴じ穴の跡があることから、もとは横本であったと推測される。絵は前半部が欠けており、酒呑童子を退治する直前の場面から都に凱旋する場面までが貼られている。絵の配置は、頼光一行が都に凱旋する場面が右扇第二段目右にあるなど、必ずしも物語の展開通りにはなっていない。

〈参考〉

・島津忠夫「大東急記念文庫蔵『大江山絵詞』をめぐって」(『国語国文』74-12 2005年12月)

・美濃部重克・美濃部智子『まつろわぬものの時空 酒呑童子絵を読む』 (三弥井書店 2009年)
+登録番号(図書館資料ID)貴4206
資料ID143180
所有者(所蔵者)國學院大學図書館
-絵物語(テーマ検索)
143179 37 2020/11/18 r.teshina 【解説】大江山酒呑童子絵貼交屏風 二曲一隻 【解説】大江山酒呑童子絵貼交屏風 二曲一隻 貴4206 02 012 酒呑童子絵貼交(はりまぜ)屏風 [貴4206]

〈外題〉なし
〈内題〉なし
〈巻冊〉2曲1隻
〈体裁〉屏風(もとは横本袋綴か)
〈書写年代〉江戸時代前期
〈寸法〉縦約147糎×横約148糎(料紙:縦17.5糎×横25.0糎)
〈書入・貼紙〉なし
〈奥書〉なし
〈蔵書印〉なし
〈解題〉

『酒呑童子』絵を屏風に貼り込んだもの。

『酒呑童子』は、源頼光が四天王とともに鬼神・酒呑童子を退治する物語である。『酒呑童子』の諸本は、酒呑童子の住処を丹後国の大江山とするもの(大江山系)と近江国の伊吹山とするもの(伊吹山系)とに大別される。本屏風に本文はないが、挿絵の場面から伊吹山系統に属すると思われる。

料紙の寸法や一部の料紙右端に綴じ穴の跡があることから、もとは横本であったと推測される。絵は前半部が欠けており、酒呑童子を退治する直前の場面から都に凱旋する場面までが貼られている。絵の配置は、頼光一行が都に凱旋する場面が右扇第二段目右にあるなど、必ずしも物語の展開通りにはなっていない。

〈参考〉

・島津忠夫「大東急記念文庫蔵『大江山絵詞』をめぐって」(『国語国文』74-12 2005年12月)

・美濃部重克・美濃部智子『まつろわぬものの時空 酒呑童子絵を読む』 (三弥井書店 2009年) 1

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