会沢正志斎
| 大分類 | 明治期国学・神道・宗教関係人物データベース |
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| 分野分類 ＣＢ | 宗教学・神道学 |
| 人名 | 会沢正志斎 |
| +読み仮名 / NAME / 性別 | あいざわ せいしさい / AIZAWA Seishisai / 男 |
| +別称 | 〔幼〕市五郎・安吉［生涯］ 〔号〕欣賞斎・憩斎［文稿］ 〔称〕恒蔵［行実］ 〔諱〕安［行実］ 〔字〕伯民［行実］ |
| +生年月日 | 天明2年（1782）5月25日［文稿］ |
| +没年月日 | 文久3年（1863）7月14日［文稿］ |
| 学統・宗派 | 藤田幽谷［行実］ |
| +研究書・伝記 | ☆寺門謹編「会沢先生行実」会沢正志斎『下学邇言』会沢善、1892年。 横瀬貞編『近世名家碑文集』経済雑誌社、1893年。 『維新史料』伝記3、野史台、1896年。 干河岸貫一『近世百傑伝』博文館、1900年。 有馬祐政・井上哲次郎編『武士道叢書』下、博文館、1905年。 豊間熈『績堂叢書』後集1、豊間熈筆、1909年。 同文館編刊『日本教育文庫』11（宗教篇）、1912年。 有馬祐政・黒川真道編、井上哲次郎校閲『国民道徳叢書』2、博文館、1912年。 『史林墓表』水戸市教育会、1914年。 岩橋遵成『大日本倫理思想発達史』下、目黒書店、1915年。 日本国粋全書刊行会編刊『日本国粋全書』4・18、1916年。 滝本誠一編『日本経済叢書』34、日本経済叢書刊行会、1917年。 修史閣編刊『茨城史談』3、1918年。 有馬祐政編『勤王文庫』2・5、大日本明道会、1919・1920年。 堀成之編『大日本風教叢書』11・12、大日本風教叢書刊行会、1921年。 高須芳次郎『会沢正志斎』厚生閣、1922年。 皆川二郎訳註『新論訳註—附・新論と現代』弘文社等、1925年。 関儀一郎編『日本儒林叢書』3・4、東洋図書刊行会、1928年。 物集高見編『新註皇学叢書』12、広文庫刊行会、1928年。 松永材『日本主義の哲学』尚文堂、1929年。 遠藤隆吉編『日本国粋全書』10、日本国粋全書刊行会、1930年。 滝本誠一編『日本経済大典』52、啓明社、1930年。 吉野作造編『明治文化全集』15、日本評論社、1930年。 大日本思想全集刊行会編刊『大日本思想全集』17（吉田松陰・佐久間象山集、附会沢正志集・浅見絅斎集）、1931年。 文部省社会教育局編編刊『日本思想叢書』3、1931年。 西晋一郎・磯野清『標註代表国民道徳書彙編』上、明治図書、1932年。 北条重直『水戸学と維新の風雲』東京修文館・大阪修文館、1932年。 市村省三『詳解近世名詩選』芳文堂、1933年。 里見岸雄『国体の学語史的管見』里見研究所出版部、1933年。 杉本政吉『維新勤王人傑史』上、大日本中興会出版部、1933年。 高須芳次郎編『水戸学全集』第二編（会沢正志集）、日東書院、1933年。 加田哲二『新経済全集』32、日本評論社、1934年。 清原貞雄『国史と日本精神の顕現』藤井書店、1934年。 紿田茂太郎『日本精神顕現の根本問題』創文社、1934年。 高須芳次郎注『新論講話』平凡社、1934年。 西村文則『藤田東湖』昭和書房、1934年。 菊地謙二郎編『幽谷全集』吉田弥平、1935年。 田坂正『会沢正志の国体論』東洋書院、1935年。 日本文化研究会編『日本精神研究』5（水戸学精神）、東洋書院、1935年。 深作安文『新論の国体精神』文部省思想局、1935年。 亘理章三郎・大杉謹一『日本精神史纂要』中文館書店、1935年。 伊藤千真三編『水戸学精神』進教社、1936年。 大野熊雄編『先哲遺訓』京都帝国大学学友会、1936年。 塩谷温編『皇国漢文選—弘道館記述義・新論鈔』目黒書店、1936年。 高須芳次郎『幽谷、正志斎、東湖』日本教育家文庫32、北海出版社、1936年。 高須芳次郎『水戸学派の尊王及び経綸』雄山閣、1936年。 西村文則『会沢伯民』章華社、1936年。 藤田徳太郎ほか編『日本精神文化大系』7、金星堂、1936年。 山野丸市著刊『日本精神の根本闡明』、1936年。 三枝博音編『日本哲学全書』5、第一書房、1937年。 深作安文『日本倫理と日本精神』目黒書店、1937年。 『国体の本義解説叢書』2、教学局、1937年。 茨城県総務部編刊『自治制度確立の沿革・義公烈公行実及義公略伝』1938年。 加藤咄堂編・河野省三解註『日本精神文献叢書』6、大東出版社、1938年。 菊池謙二郎ほか『義烈両公行実並ニ義公略伝』横須賀印刷所、1938年。 大日本学術協会編『日本大教育家の生涯及思想』モナス、1938年。 高須芳次郎『藤田幽谷、会沢正志斎、藤田東湖』日本教育家文庫4、啓文社、1938年。 西村文則『会沢伯民』大都書房、1938年。 佐伯有義編『武士道宝典』実業之日本社、1939年。 高木成助校注『日本学叢書』8、雄山閣、1939年。 『維新史』1、維新史料編纂事務局・明治書院、1939年。 高須芳次郎編『水戸学大系』2（会沢正志斎集）、水戸学大系刊行会、1940年。 深作安文『水戸学要義』目黒書店、1940年。 大野慎『水戸学会沢新論の研究』文昭社、1941年。 菊池謙二郎校閲・関山延編『水戸学精髄』誠文堂新光社、1941年。 高須芳次郎『水戸学徒列伝—水戸学入門』誠文堂新光社、1941年。 高須芳次郎『水戸学の心髄を語る』井田書店、1941年。 塚本勝義訳註『新論・迪彝篇』岩波書店、1941年。 西村文則『水戸学入門「水戸学再認識」改題・増補改訂版』長谷川書房、1941年。 長谷川信治編著『水戸思想と維新の快挙』長谷川書房、1941年。 加藤貞次郎『時代に生きる愛国漢詩の精神』盛林堂書店、1942年。 瀬谷義彦『会沢正志斎』日本教育先哲叢書13、文教書院、1942年。 高須芳次郎『会沢正志斎』厚生閣、1942年。 高須芳次郎『水戸学と青年』潮文閣、1942年。 高須芳次郎『水戸学の人々』大東出版社、1942年。 中村孝也『藤田東湖』（維新勤皇遺文選書）地人書館、1942年。 北条猛次郎『維新水戸学派の活躍』修文館、1942年。 大杉謹一『皇国の道と教育』明治図書、1943年。 小滝淳『水戸学と水戸魂』堀書店、1943年。 関儀一郎編『近世儒家史料』中、井田書店、1943年。 立林宮太郎『水戸学研究』増補版、新興亜社、1943年。 高須芳次郎詳注『新論講話』平凡社、1943年。 高須芳次郎『水戸学講話』今日の問題社、1943年。 高須芳次郎『水戸学精神』新潮社、1943年。 高須芳次郎『近世日本儒学史』越後屋書房、1943年。 玉川治三『尊攘論』四海書房、1943年。 塚本勝義『新論の思想と政策』文部省思想局、1943年。 塚本勝義『会沢正志の思想』昭和図書、1943年。 今村文英『尊皇史概説』新日本図書、1944年。 岡村利平『水戸藩皇道史』明治書院、1944年。 下程勇吉『日本倫理を貫くもの・まこと』（現代日本の基礎）小山書店、1944年。 橋本八男『政治研究集録近代日本自己形成史』3（幕末思想史）、日本政治文化研究所、1944年。 藤井信男著、大倉精神文化研究所編『水戸学の精神と立場』躬行会、1944年。 松原晃『藤田幽谷の人物と思想』六合書院、1944年。 文部省編『維新史料聚芳』大雅堂、1944年。 豊間熈『績堂叢書』残集9、豊間熈筆、1951年。 和辻哲郎『日本倫理思想史』下、岩波書店、1952年。 荒川久寿男『維新前夜』日本教文社、1965年。 水戸市学校教育特別実験地区水戸教学研究委員会編刊『城と人と人間—水戸の歴史・史料とその解説』、1965年。 相良亨『近世の儒教思想』塙書房、1966年。 明治文化研究会編『明治文化全集』23（思想篇）、日本評論社、1967年。 小田村寅二郎編『日本思想の系譜—文献資料集』中・その1（国文研叢書5）、国民文化研究会、1968年。 鷲尾順敬編『日本思想闘諍史料』10、名著刊行会、1969年（復刻）。 小泉芳敏編『弘道館資料輯』北沢彦一、1970年。 今井宇三郎他編『水戸学』（日本思想大系53）岩波書店、1973年。 茨城県那珂郡山方町文化財保存研究会編刊『山方町誌』上、1976年。 原田種成『会沢正志斎・藤田東湖』明徳出版社、1981年。 今中寛司編『日本の近代化と維新』ぺりかん社、1982年。 山口宗之『幕末政治思想史研究（改訂増補）』ぺりかん社、1982年。 Volker STANZEL『Japan, Haupt der Erde : die "Neuen Erorterungen" des japanischen Philosophen und Theoretikers der Politik Seishisai Aizawa aus dem Jahre 1825』 Konigshausen + Neumann 1982年。 海原徹『近世私塾の研究』思文閣、1983年。 石井紫郎『日本国制史研究』2（日本人の国家生活）、東京大学出版会、1986年。 福田耕二郎校注『神道大系 論説編15 水戸学』神道大系編纂会、1986年。 吉田俊純『後期水戸学研究序説—明治維新史の再検討』本邦書籍、1986年。 Bob Tadashi Wakabayashi『Antiforeignism and Western learning in earlymodern Japan : The new theses of 1825』Council on East Asian Studies, Harvard University 1986年。 荒川久寿男『水戸史学の現代的意義』水戸史学会・錦正社、1987年。 鈴木暎一 『水戸藩学問・教育史の研究』吉川弘文館、1987年。 小林正男著刊『水戸のキリスト教』1、1989年。 同志社大学人文科学研究所編『排耶論の研究』教文館、1989年。 名越時正『水戸学の達成と展開』水戸史学会、1992年。 芳賀登『近代水戸史学研究史』教育出版センター、1996年。 『水戸先哲の不朽の名文』（平成7年度第12回水戸学講座講録）常磐神社社務所、1996年。 ☆名越時正編『會澤正志齋文稿』国書刊行会、2002年。 星山京子『徳川後期の攘夷思想と「西洋」』風間書房、2003年。 三谷博『明治維新とナショナリズム—幕末の外交と政治変動』山川出版社、2009年。 金子理一郎・金沢利通・木村宏『会沢正志斎の故郷と業績—山方の歴史散歩別冊』山方郷土史クラブ、2013年。 『会沢正志斎先生歿後百五十年 会沢正志斎『退食間話』と『弘道館記』』（平成25・26年度第30・31回水戸学講座講録）常磐神社社務所、2015年。 大阪大学会沢正志斎書簡研究会編『会沢正志斎書簡集』思文閣出版、2016年。 安見隆雄『会沢正志斎の生涯』（水戸の人物シリーズ10）錦正社、2016年。 井坂清信『会沢正志斎の晩年と水戸藩—国立国会図書館所蔵『会沢正志斎書簡』解題と翻字』ぺりかん社、2017年。 修養文庫刊行会編『修養文庫』儒仏訓下、修養文庫刊行会・弘道館。 文部省社会教育局編刊『新論』。 |
| +研究論文 | 「贈正四位会沢恒蔵略伝」『維新史料』103〜104、1891年。 犬峯「一言一話 会沢安の新論」『歴史地理』226、1913年。 川又武「会沢先生の「下学邇言」に就て」『新水戸学研究』13、1928年。 深作安文「会沢正志斎の国防論」『日本之儒教』2、1936年。 深作安文「会沢正志斎の祭祀論」『神道学雑誌』20、1936年。 高須芳次郎「烈公・東湖・正志」『改造』195、1937年。 深作安文「水戸神道の一瞥」『神道学雑誌』24、1938年。 深作安文「会沢正志斎の国策」『倫理講演集』442、1939年。 望月茂「会沢正志の書」『書之友』63、1940年。 片山巍「会沢正志斎とその国体意識」『歴史と国文学』246、1941年。 山口宗之「晩年の会沢正志斎」『経済論叢（香川大）』291、1956年。 但野正弘「幕末における日本人の世界観（特に会沢正志斎について）」『史窓』9（創立十周年記念特別増大号—特輯水戸市史研究）、1957年。 山本大「会沢正志斎晩年の風貌—手島季隆の「探箱録」より」『日本歴史』175、1962年。 荒川久寿男「水戸の巨燈（上・下）—会沢正志斎先生」『日本』134・5、1963年。 富山薫孝「会沢正志斎」『史窓』15、1963年。 荒川久寿男「新論詩史（上・下）—会沢翁の詩作よりみたる新論の形成攷」『芸林』153〜6、1964年。 中泉哲俊「会沢正志斎の学校論」『北里大学教養部紀要』2、1968年。 早島有毅「会沢正志斎の思想—排仏論との関連において」『仏教史学』151、1971年。 今井宇三郎「会沢正志斎における儒教経伝の研究」山岸徳平編『日本漢文学史論考』岩波書店、1974年。 松浦玲「近代への背反—会沢正志斎と水戸学」『現代の眼』151、1974年。 中村哲「水戸学の国家論—『新論』を中心として」『茨城県史研究』34、1976年。 後藤広子「会沢正志斎における「国体」」『日本大学精神文化研究所・教育制度研究所紀要』8、1977年。 沢井啓一「会沢正志斎の祭政一致論—その構造をめぐって」『フイロソフィア』65、1977年。 沢井啓一「会沢正志斎の思想—祭政一致論を中心に」『早稲田大学大学院文学研究科紀要』23、1978年。 今中寛司「会沢正志斎の「及門遺範」について—否定の論理とナショナリズム」『文化史学』35、1979年。 間嶋潤一「会沢正志斎『読周官』<総論>訓注」『学習院高等科研究紀要』10、1979年。 杉本晃一「会沢正志斎の国体論」『日本思想史への試論』1980（上）、1980年。 伊東多三郎「幕末に於ける耶蘇教排撃」『近世史の研究』1、吉川弘文館、1981年。 長尾久「会沢正志斎の『新論』(1)〜(5)」『相模女子大学紀要』45〜48、1981〜1986年。 久野勝弥「会沢正志斎『及門遺範』」『日本』333、1983年。 田原嗣郎「会沢正志斎における天と天皇」『日本歴史』416、1983年。 露口卓也「会沢正志斎の排耶論について」『文化学年報（同志社大学文化学会）』33、1984年。 間嶋潤一「会沢正志斎『読周官』の大宰に就いて」『香川大学国文研究』10、1985年。 瀬谷義彦「水戸光圀の西山遺跡の保存をめぐって」『神道大系月報』57、1986年。 名越時正「後期水戸学派の神道観—神書局の創設について」『神道大系月報』57、1986年。 間嶋潤一「会沢正志斎の周礼学に関する覚書—「代天工」の意義と『周礼』」鈴木淳一教授退官記念論文集編集委員会編『鈴木淳一教授退官記念論文集』教育出版、1986年。 栗原茂幸「『千島異聞』考—初期会沢正志斎の思想形成」『日本歴史』469、1987年。 前田勉「『新論』の尊王攘夷思想—その術策性をめぐって」『日本思想史研究』19、1987年。 栗原茂幸「『新論』以前の会沢正志斎—注解『諳夷問答』」『東京都立大学法学会雑誌』301、1989年。 近藤啓吾「水戸の士風—『正志斎先生文集』を読む」『水戸史学』31、1989年。 水代勲「会沢正志斎著『千島異聞』について—享和元年成立説への疑問」『水戸史学』31、1989年。 山本ひろ子「天・天祖・天孫—会沢安にみる大嘗祭の構造」『仏教別冊』2、1989年。 栗原茂幸「『新論』以前の会沢正志斎をめぐって」『日本歴史』506、1990年。 水代勲「会沢正志斎と『職方外紀』」『芸林』392、1990年。 水代勲「会沢正志斎の『英魯同名論』に就いて」『水戸史学』34、1991年。 栗原茂幸「翻刻 千島異聞」『跡見学園女子大学紀要』26、1993年。 間嶋潤一「会沢正志斎『読周官』訳注稿(1)〜(9)」『香川大学国文研究』18〜26・36、1993〜2001・2011年。 水代勲「会沢正志斎と蘭学」『水戸史学』38、1993年。 首藤一郎「後期水戸学の研究—幕末における思想の一形態」『国語の研究』21、1994年。 紫野哲「若き日の会沢正志斎—「為世師」の詩を中心として」『水戸史学』44、1996年。 安蘇谷正彦「会沢正志斎の国家思想(上)明治維新に先駆けた後期水戸学者の学績」『日本及日本人』1630、1998年。 安蘇谷正彦「会沢正志斉の国家思想（中）—わが国初の国家防衛論『新論』の思想と意義」『日本及日本人』1631、1998年。 安蘇谷正彦「会沢正志斎の国家思想(中)の下—わが国初の国防論『新論』の神髄」『日本及日本人』1632、1998年。 紫野哲「若き日の会沢正志斎(2)—文化五年「新歳偶成」の詩を中心として」『水戸史学』48、1998年。 秋山高志「会沢正志斎の富士登山」『耕人』5、1999年。 安蘇谷正彦「最後の将軍・徳川慶喜の師会沢正志斎の国家思想(下)明治維新への先覚と明治国家の精神的支柱」『日本及日本人』1633、1999年。 久野勝弥「会沢正志斎の「時務策」について」『水戸史学』50、1999年。 小堀桂一郎「世界史に於ける水戸学—国民主義イデオロギーの発祥をめぐって・覚書」『明星大学研究紀要（言語文化学科）』7、1999年。 陳?芬「近代日本と儒教—「斯文会」と「孔子教」を軸として」博士論文、1999年。 梶山孝夫「水戸派国学の研究」博士論文、2000年。 紫野哲「若き日の会沢正志斎(3)」『水戸史学』56、2002年。 荒川紘「水戸学の思想と教育」『人文論集』（静岡大学）541、2003年。 水代勲「『風【エン】集』に見る会沢正志斎」『水戸史学』60、2004年。 倉持隆「『新論』2巻 会沢正志斎(安)著安政4年刊 安政5年正月松平慶永(春嶽)自筆書入本」『Medianet』13、2006年。 松本丘「近世に於ける祭政一致思想の展開—垂加神道より水戸学へ」阪本是丸編『国家神道再考』弘文堂、2006年。 星野光樹「幕末維新期における祭政一致観—会沢正志斎と国学者をめぐって」阪本是丸編『国家神道再考』弘文堂、2006年。 大川真「後期水戸学における思想的転回—会沢正志斎の思想を中心に」『日本思想史学』39、2007年。 Donald KEENE「A Plan for Tasks at Hand—Aizawa Seishisai's Jimusaku」『モニュメンタ・ニッポニカ』621、2007年。 中村安宏「近世知識人の霊魂観—朱熹魂魄説からの逸脱」『季刊日本思想史』73、2008年。 星山京子「後期水戸学と「近代」—会沢正志斎を中心に」『大航海』67、2008年。 稲葉稔「尊皇攘夷—明治維新の原動力（前編）現代の「尊皇・攘夷」とは何か！」『神園』3、2010年。 中村香代子「「国体」観念と神道に関する一考察—戦時体制下の新日本文化の創造」『國學院大學栃木短期大学紀要』44、2010年。 中村安宏「文化・文政期の学問思想—寛政文教政策、および宣長学との関連に注目して」『文芸研究』（東北大学）169、2010年。 大場一央「「弘道館記」をめぐる会沢正志斎の教学理念」『東洋の思想と宗教』29、2012年。 高山大毅「遅れてきた「古学」者—会沢正志斎の位置」『季刊日本思想史』79、2012年。 松崎哲之「会沢正志斎の祖先祭祀の思想」『人間科学』（常磐大学人間科学部紀要）301、2012年。 Josef KYBURZ「From Aizawa Seishisai's vision of Christianity to State Shinto」法政大学国際日本学研究所編『日本のアイデンティティ—形成と反響』（国際日本学研究叢書16）、法政大学国際日本学研究センター、2012年。 先崎彰容「「日本」のナショナリズム—会沢正志斎『新論』を読む」『新日本学』30、2013年。 鈴村裕輔「Kokutai Is the Principle of Liberalism」法政大学国際日本学研究所編『日本のアイデンティティを<象徴>するもの』（国際日本学研究叢書17）、法政大学国際日本学研究センター、2013年。 松崎哲之「会沢正志斎の祭天思想」『人間科学』302、2013年。 安見隆雄「会沢正志斎先生歿後百五十年にあたりて—明治維新を導いた憂国の教育者」『水戸史学』79、2013年。 脇村正夫「会沢正志斎著「新論（国体上）」研究—松陰・太華・正志斎の「国体」論争」『郷土文化』54、2013年。 桐原健真「会沢正志斎『新論』」苅部直・黒住真・佐藤弘夫・末木文美士編『内と外—対外観と自己像の形成』（岩波講座日本の思想第3巻）、岩波書店、2014年。 関口直佑「会沢正志斎の教育思想」『社学研論集』23、2014年。 高山大毅「制度 荻生徂徠と会沢正志斎」河野有理編『近代日本政治史—荻生徂徠から網野善彦まで』ナカニシヤ出版、2014年。 武石智典「会沢正志斎の「趙盾論」に関する一考察」『中国哲学』41・42（佐藤錬太郎教授還暦記念）、2014年。 松崎哲之「会沢正志斎『中庸釈義』訳注稿(1)〜(8)」『人間科学』321〜2・331〜2・341〜2・351〜2、2014〜2018年。 水代勲「会沢正志斎「尊王・攘夷」の真意」『水戸史学』81、2014年。 ?建偉「会沢正志斎の祖宗・名賢祭祀論—民心統合との関係性を中心に」『東洋の思想と宗教』31、2014年。 大場一央「会沢正志斎の『論語』理解と実践」『東洋の思想と宗教』32、2015年。 栗本眞好「中井竹山斗会沢正志斎による仏教批判」『印度學佛教學研究』641、2015年。 齋藤公太「会沢正志斎における『神皇正統記』の受容」『神道宗教』240、2015年。 松崎哲之「会沢正志斎の『中庸釈義』について」『中国文化』73、2015年。 ?建偉「会沢正志斎の「国体」思想における「民命」」『日本中国学会報』67、2015年。 梶山孝夫「近世思想史と『神皇正統記』—水戸学を中心に」『芸林』651、2016年。 桐原健真「会沢正志斎と「水戸学」の系譜」近代茨城地域史研究会編『近世近代移行期の歴史意識・思想・由緒』岩田書院、2017年。 高山大毅「世界の思潮 会沢正志斎と「国家神道」の間」『アステイオン』86、2017年。 韓淑婷「会沢正志斎における西洋文化受容」『地球社会統合科学研究』6、2017年。 蒋建偉「会沢正志斎の国学観—宣長批判の思想構造を中心に」『早稲田大学大学院文学研究科紀要』62、2017年。 |
| +事典・略伝等 | 関根只誠編『名人忌辰録』ゆまに書房、1977年（復刻）。 和田英松監修解説『類聚伝記大日本史』6・学芸篇、雄山閣、1981年（復刻）。 ＊国史大辞典、国書人名辞典、神道事典、神道人名辞典、神道大辞典 |
| +略年譜 | 天明2年（1782） 5月25日、父・与平（恭敬）の長子として水戸藩の下谷に生まれる［生涯］。 寛政3年（1791） 父の勧めにより、藤田幽谷に入門［生涯］。 寛政10年（1798） 元服し、恒蔵と称する［生涯］。 寛政11年（1799） 4月23日、飛田逸民とともに彰考館の写字生となる［生涯］。 享和3年（1803） 1月9日、格式留付列となる。2月3日、江戸に移り江戸史館に物書として勤務することになる［生涯］。 文化元年（1804） 4月、父死去。6月、母死去［生涯］。 文化4年（1907） 11月、藩主・治紀の諸公子の教育掛（侍読）を命ぜられる。公子のなかには後の徳川斉昭となる敬三郎らがいた（※「公子に伴読」の年代については文化元年との説もあるが、治紀が藩主となったのが文化2年12月のため、年代的には文化4年が適合する）［生涯］。 文政3年（1820） 4月12日、馬廻組となり水戸へ帰る。公子伴読を解任。8月、開塾。これより平日は水戸史館で『大日本史』を編纂し、帰宅後は門人の指導にあたる生活がはじまる［生涯］。 文政6年（1823） 12月25日、進物番上座となる［生涯］。 文政7年（1824） 5月28日、イギリス船が大津浜上陸。筆断役をつとめ、その様子を『暗夷問答』に著す［生涯］。 文政9年（1826） 前年3月に著した『新論』を斉脩に献上する。12月1日、幽谷死去。以後、彰考館総裁代行となる［生涯］。 文政12年（1829） 5月19日、自ら総裁代役を辞職し、教授職に異同［生涯］。 天保2年（1831） 彰考館総裁に復帰［生涯］。 天保10年（1839） 12月12日、学校造営掛に任ぜられる［生涯］。 天保11年（1840） 4月9日、小姓頭および藩校の弘道館の教授頭取に任ぜられる［生涯］。 弘化2年（1845） 3月3日、致仕して憩斎と号する［生涯］。 弘化3年（1846） 1月14日、罪を得て蟄居［生涯］。 弘化4年（1847） 12月、謹慎解除［生涯］。 嘉永2年（1849） 11月29日、蟄居を赦される［生涯］。 嘉永6年（1853） 12月19日、学校教職に復帰［生涯］。 安政2年（1855） 2月19日、再び小姓頭・教授頭取となる。6月1日、幕命により江戸に至り、8月15日、将軍家定に拝謁［生涯］ 。 安政4年（1857） 『新論』が出版される［生涯］。 安政5年（1858） 5月14日、老年につき教授頭取を免じ教職となる［生涯］。 文久2年（1862） 6月、『時務策』を著す［生涯］。 文久3年（1863） 7月14日、死去［生涯］。 |
| +主要著作 | 会沢正志斎『新論』〔http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/754753〕。 |
| データベースの典拠 | 「行実」＝寺門謹編「会沢先生行実」会沢正志斎『下学邇言』会沢善、1892年。 「文稿」＝名越時正編『會澤正志齋文稿』国書刊行会、2002年。 「生涯」＝安見隆雄『会沢正志斎の生涯』（水戸の人物シリーズ10）錦正社、2016年。 |
| コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
| 資料ID | 40319 |
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