大谷光尊
| 大分類 | 明治期国学・神道・宗教関係人物データベース |
|---|---|
| 分野分類 ＣＢ | 宗教学・神道学 |
| 人名 | 大谷光尊 |
| +読み仮名 / NAME / 性別 | おおたに こうそん / OTANI Koson / 男 |
| +別称 | 〔法〕明如［教務部明如上人］ 〔諱〕光尊［教務部明如上人］ 〔幼〕峨君［教務部明如上人］ 〔諡〕信知院［教務部明如上人］ |
| +生年月日 | 嘉永3年（1850）2月4日（［西本願寺前御門跡明如上人御伝記］・［本願寺史］）・（［上人の遺芳］・［明如上人］は2月5日） |
| +没年月日 | 明治36年（1903）1月18日［明如上人］［本願寺史］ |
| 学統・宗派 | 浄土真宗（本願寺派） |
| +研究書・伝記 | 橋本忠次郎編『明如上人遺芳録』国光社、1903年。 護法居士『西本願寺前御門跡明如上人御伝記』便利堂、1903年。 野沢活門『本願寺御法主明如上人御実伝』此村彦助、1903年。 佐竹智応『本願寺第二十一世明如上人御伝絵鈔』顕道書院、1904年。 富井隆信『明如上人御一代略伝』興教書院、1904年。 清水堂月編『明如上人御消息集並御実伝』文明堂、1904年。 揖東正彦『明如上人実伝記』舎身庵、1904年。 ☆大八木大行『上人の遺芳』関次郎、1909年。 ☆本願寺派本願寺教務部『明如上人』本派本願寺教務部、1919年。 本派本願寺法要總務部編『明如上人』本派本願寺、1927年。 林嶺信・藤永清徹編『明如上人』興教書院、1927年。 明如上人伝記編纂所編『明如上人伝』明如上人二五回忌臨時法要事務所、1927年。 後藤了海『明如上人と津村別院』津村別院、1928年。 上原芳太郎『明如上人略年表』真宗本願寺派護持会財団、1935年。 前田芳雄編『明如上人絵伝』明如上人法要事務所、1935年。 三島了忠『光尊上人血涙記』昭和出版社、1929年。 辻善之助『明治仏教史の問題』立文書院、1949年。 ☆本願寺史料研究所編『本願寺史』3、浄土真宗本願寺派、1971年。 |
| +研究論文 | 二葉憲香「明如とそれをめぐる人々」法蔵館編集部編『講座近代仏教』法蔵館、1961年。 寺崎修「浄土真宗と福沢諭吉」『慶應義塾福沢研究センター』27、2010年。 |
| +事典・略伝等 | 前田慧雲「前住上人の逸事」『三宝叢誌』227、1903年。 大内青巒「明如上人の逸事」『三宝叢誌』227、1903年。 武内如洋「明如上人と政教問題」『文化時報』515521、1926年。 林安孝「明如上人略伝」『仏教精神』461、1927年。 条周存「明如上人を偲ぶ」『信仰』75、1952年。 田永精一「明如上人を語る」『仏教思潮』621953年。 森竜吉「大谷光尊」柏原祐泉・紀野一義・森竜吉・吉田久一『求道の人びと—近代仏教百年の歩み』春秋社、1969年。 日本歴史学会編『明治維新人名辞典』吉川弘文館、1981年。 日本仏教人名辞典編纂委員会編『日本仏教人名辞典』法蔵館、1992年。 柏原祐泉・薗田香融・平松令三監修『真宗人名辞典』法蔵館、1999年。 齋藤清伸『明如上人(大谷光尊本願寺第二十一代宗主)の開山と明如山光尊寺』齋藤清伸、2004年。 |
| +略年譜 | 嘉永3年（1850） 2月4日、門主広如5男として、本願寺にて誕生［本願寺史］。 安政4年（1857） 2月、新門徳如の希望により、同人の養子となり、また嫡子として継嗣に定められる。同月、九条尚忠の猶子となる［本願寺史］。 安政7年（1860） 2月21日、得度。同日、法眼・大僧都の勅許を受ける。12月4日、僧正に任ぜられる［本願寺史］。 文久元年（1861） 正月、法印に任ぜられる［本願寺史］。 文久3年（1863） 12月、大僧正に任ぜられる［本願寺史］。 明治元年（1868） 6月5日、広如法嗣・徳如病没。それをうけ、明如が法嗣となり、新門跡となる［本願寺史］。 明治4年（1871） 10月14日、広如遷化により、門主となる［本願寺史］。 明治5年（1872） 1月27日、連枝梅上澤融・島地黙雷・赤松連城・堀川教阿らを海外へ派遣［本願寺史］。4月28日、権少教正に補任［上人の遺芳］。6月12日、大教正に補任［本願寺史］。 明治6年（1873） 2月、明如、真宗四派管長となる［本願寺史］。 明治9年（1876） 11月28日、奏勅の結果、親鸞に対する諡号「見真大師」の下賜を受ける［本願寺史］。 明治13年（1880） 7月20日、明治天皇、大教校に行幸［本願寺史］。 明治15年（1882） 3月22日、蓮如に対する諡号「慧燈大師」の下賜を受ける［本願寺史］。 明治17年（1884） 9月10日、本派管長となる［上人の遺芳］。 明治19年（1886） 3月15日、護持会財団の設立に際し、護持会趣意書と規則を発表［本願寺史］。 明治20年（1887） 7月、明如、北海道を巡教する［本願寺史］。 明治27年（1894） 8月から、日清戦争に際し、軍人教諭などを行う［上人の遺芳］［本願寺史］。 明治32年（1899） 6月、大日本仏教慈善会財団の計画を議定［明如上人］。 明治33年（1900） 義和団事件に際し、従軍布教使を派遣［上人の遺芳］［本願寺史］。9月29日、護持会財団の設立申請書を内務省に提出。12月7日に許可が下り、同月21日に京都区裁判所に登記［本願寺史］。 明治34年（1901） 9月21日、大日本仏教慈善会財団設立の許可を受ける［教務部明如上人］［本願寺史］。 明治36年（1903） 1月18日、明如、遷化［教務部明如上人］［本願寺史］。 |
| +主要著作 | 明如『釈明如教諭書』1871年〔http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1089490〕。 大谷光尊『遺訓消息』大谷光尊、1878年〔http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/819921〕。 大谷光尊述・金尾稜厳複演『法筵筆録』土井普応、1889年〔http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/822448〕。 大谷光尊『むつのはな』堅田廣吼、1903年〔http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/874491〕。 本願寺派本願寺編『明如上人御消息集』本願寺派本願寺、1919年〔http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/822599〕。 柱本瑞俊編『明如上人日記抄』本願寺室内部、1927年。 上原芳太郎編『明如上人遺文抄』本派本願寺、1935年。 上原芳太郎編『六華遺音』臨時法要事務所、1935年。 豊原龍淵『如来の本願—明如上人御消息説教—』興教書院、1941年。 |
| +キーワード（１） | 浄土真宗 |
| +キーワード（２） | 仏教家教導職 |
| +国学関連人物データベース | http://jmapps.ne.jp/kokugakuin/det.html?data_id=43086 |
| データベースの典拠 | 「上人の遺芳」＝大八木大行『上人の遺芳』関次郎、1909年。 「明如上人」＝本願寺派本願寺教務部『明如上人』本派本願寺教務部、1919年。 「本願寺史」＝本願寺史料研究所編『本願寺史』3、浄土真宗本願寺派、1971年。 |
| コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
| 資料ID | 40292 |
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