大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名こ;籠
+表記
TitleKo
テキスト内容竹や藤蔓などで編んで作った物入れ。神話的には、神聖なものが隠る特別な容器。紀には山幸彦が海宮へと行く折に、塩土の翁が「無目籠」を作り、「内彦火火出見尊於籠中、沈之于海」とあり、記では塩椎の神が「造无間勝間之小船」を作ったとあり、「無目籠」はマナシカツマと訓むのであろう。一般に籠は実用的に用いられたものであり、万葉集には雄略天皇が春の丘辺で若菜を摘む少女に、「籠毛与 美籠母乳」(1-1)と、可愛い籠を持つ少女に声を掛ける。また、海女も籠を腰につけて海に潜っていたことが「女者腰帶鑿籠潜採深潭之底者也」(巻五自哀文)から窺われる。
+執筆者辰巳正明
-73050402009/11/11hoshino.seiji00DSG000837こ;籠Ko竹や藤蔓などで編んで作った物入れ。神話的には、神聖なものが隠る特別な容器。紀には山幸彦が海宮へと行く折に、塩土の翁が「無目籠」を作り、「内彦火火出見尊於籠中、沈之于海」とあり、記では塩椎の神が「造无間勝間之小船」を作ったとあり、「無目籠」はマナシカツマと訓むのであろう。一般に籠は実用的に用いられたものであり、万葉集には雄略天皇が春の丘辺で若菜を摘む少女に、「籠毛与 美籠母乳」(1-1)と、可愛い籠を持つ少女に声を掛ける。また、海女も籠を腰につけて海に潜っていたことが「女者腰帶鑿籠潜採深潭之底者也」(巻五自哀文)から窺われる。1013こ籠辰巳正明こ1
資料ID32447

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