松尾神社

大分類式内社データベース
旧郡名葛野郡
+座数2
官幣・国幣官幣
社格名大・月・相・新
名神大社・大社・小社名大
月次祭・新嘗祭の有無月・新
相嘗祭の有無相
テキスト内容・天平17年（745）9月19日「天皇不予、勅平城恭仁留守固守宮中、悉追孫王等詣難波宮、遣使取平城宮鈴印、又令京師畿内諸寺及諸名山浄処行薬師悔過之法、奉幣祈祷賀茂松尾等神社、令諸国所有鷹鵜並以放去、度三千八百人出家、」（『続紀』）
・神護景雲元年（767）・同3年（769）「松尾神　四戸〈山城二戸、神護景雲元年、因幡国二戸、三年奉充〉」（『格勅符抄』大同元年牒〈806〉）
・延暦3年（784）11月20日「遣近衛中将正四位上紀朝臣船守、叙賀茂上下二社従二位、又遣兵部大輔従五位上大中臣朝臣諸魚、叙松尾乙訓二神従五位下、以遷都也、」（『続紀』）
・同11月28日「遣使修理賀茂上下二社及松尾乙訓社、」（『続紀』）
・延暦15年（796）11月14日「始用新銭、奉伊勢神宮、賀茂上下二社、松尾社、亦施七大寺及野寺、賜皇太子親王已下職事正六位已上、僧都律師等、各有差、」（『後紀』）
・大同4年（809）5月25日「奉幣於松尾、鴨御祖、鴨別雷等社、為止霖雨也、」（『紀略』）
→以下、天長10年（833）閏7月28日に「祈霽」、承和3年（836）6月6日「祈雨」、承和5年8月28日に「祈霽」、承和6年4月17日に「祈澍雨」、承和7年4月29日に「祈甘雨防風災」、承和7年6月15日に「祈霈沢」、承和8年4月29日に「祈甘雨兼防風災」、承和9年3月22日「祈雨」、承和14年（847）6月21日に「祟」への「祈謝」、嘉祥元年（848）6月13日に「祈防水殄」、同7月2日に「祈甘雨」（以上『続後紀』）、仁寿元年（851）6月3日に「祈霽」、仁寿2年7月10日に「祈雨」、同閏8月29日に「止雨」（以上『文実』）、貞観元年（859）9月4日に「祈止霖雨」、貞観8年7月14日に「祈嘉澍」、貞観9年9月11日「先月祈五穀今以賽焉」、貞観15年5月20日に「祈嘉澍」、同7月9日に「祈雨」、同10月6日に「災咎消除」、貞観17年6月3日に「祈嘉澍」、同7月2日に「祈雨」、同8月25日に「祈秋稔」、元慶元年（877）6月14日に「祈甘雨」、元慶2年3月9日に「去秋御体不予」の「賽旧祷」、同6月3日に「祈雨」（『以上『三実』）、元慶3年5月21日に「祈膏雨」、元慶4年2月5日に「告以大極殿成」、同5月16日に「祈雨」、元慶7年5月22日に「雩」、同7月13日に「天下将憂風水、故予祈神明」、同9月2日「祈止雨」のため奉幣記事あり
・承和14年（847）6月4日「遣使奉幣於松尾大神祈上之、」（『続後紀』）
・嘉祥2年（849）2月7日「勅、従三位松尾大神社禰宜祝等、並預把笏之例、」（『続後紀』）
・嘉祥3年（850）2月5日「御病殊劇、召皇太子及諸大臣於床下令受遺制、遣四衛府及内竪等、或齎御衣、或齎綿布、分散四方、誦経諸寺、左右馬寮御馬六疋奉鴨上下松尾等名神、放諸鷹犬及篭鳥、唯留鸚鵡、又下知近江国、禁諸殺生、縁梵釈寺修延命法故也、請僧綱十禅師及有験者於御簾外、令奉加持、以絹十二疋為続命幡、懸十二大寺刹、左右馬寮各調走馬十疋、候於八省東廊下、」（『続後紀』）
・同8月12日「遣右中弁従四位下藤原朝臣氏宗向賀茂社、中宮亮正五位上藤原朝臣良仁向松尾社、並告以即位之由、」（『文実』）
・斉衡3年（856）3月15日「移山城国葛野郡月読社、置松尾之南山、社近河浜、為水所囓、故移之、」（『文実』）
・同5月9日「請僧二百五十人於大極殿、及冷然院、賀茂、松尾神社、分読大般若経、限三日訖、攘災疫也、」（『文実』）
・同9月22日「請僧於賀茂、松尾大神社、読金剛般若経、限三日訖、」（『文実』）
・天安元年（857）5月3日「請僧百五十人於賀茂上下松尾大神社、令転読金剛般若経、限以三ヶ日、」（『文実』）
・貞観元年（859）7月14日「遣使諸社、奉神宝幣帛、（略）散位従五位下正峯王為松尾社使、（略）」（『三実』）
・貞観7年（865）4月17日「勅奉充諸明神神田、松尾神五段、賀茂御祖神五段、別雷神五段、稲荷神三段、平野神五段、大原野神五段、並以山城国愛宕、紀伊、乙訓、葛野等郡得度除帳田充之、」（『三実』）
・貞観9年（867）10月13日「勅加松尾神社封二戸、」（『三実』）
・貞観12年（870）「松尾神社物忌一人充月粮、立為永例、」（『三実』）
・同11月17日「分遣使者諸社、奉鋳銭司及葛野鋳銭所新鋳銭、（略）松尾社使神祇権大祐正六位上斎部宿禰高善、（略）」（『三実』）
・貞観14年（872）3月23日「今春以後、内外頻見怪異、由是、分遣使者諸神社奉幣、便於近社道場、毎社転読金剛般若経、（略）参議正四位下行右兵衛督兼近江守源朝臣勤為松尾梅宮両社使、（略）」（『三実』）
・貞観15年（873）5月5日「神祇官陰陽寮言、雨雹之怪、賀茂松尾等神成祟、於是遣使社頭奉幣并走馬、以謝神怒、其走馬、賀茂御祖別雷両社各十疋、松尾五疋、並装飾人馬、足悦神明、告文曰云々、従五位下行伊勢介良岑朝臣晨茂を差使て奉出す、」（『三実』）
・貞観18年（876）5月4日「勅遣参議従三位民部卿藤原朝臣冬緒向松尾社、参議正四位下行勘解由長官兼式部大輔近江守菅原朝臣是善向賀茂御祖別雷両社、同告大極殿災、」（『三実』）
+神階の変遷（～六国史）「遷都」により松尾神に従五位下（『続紀』延暦3年〈784〉11月20日）
→従五位下松尾神に従四位下（『続紀』延暦5年〈786〉12月26日）
→「近郡」により松尾神に加階（『紀略』延暦13年〈794〉10月28日）
→従四位上松尾神に正四位下（『続後紀』承和12年〈845〉5月24日）
→従三位松尾大神社（『続後紀』嘉祥2年〈849〉2月7日）
　＊特記事項に詳細
→松尾神に正二位（『文実』仁寿2年〈852〉5月8日）
→正二位松尾神に従一位（『三実』貞観元年〈859〉正月27日）
→従一位勲二等松尾神に正一位（『三実』貞観8年〈866〉11月20日）
+標柱（金剛寺本）（貞）
+現社名など（１）松尾大社
+現社名など（１）緯度経度北緯 34 度 59 分 59.91 秒
東経 135 度 41 分 6.05 秒
+現社名など（１）リンクhttps://www.google.com/maps/d/edit?mid=12nKzq6q-JBcrN7rCFIWIH0w0nUeX8tI&ll=34.999975, 135.685014&z=20&t=p
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資料ID180593

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