【解説】後陽成天皇宸翰

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+解説後陽成天皇宸翰 [貴2148]

〈解題〉

後陽成天皇(1571~1617)の手による宸翰。軸装・箱入りで、箱の表面に「嵯峨天皇聖記 後陽成天皇宸翰」と、裏面に「有東文庫反古之内令表装 嘉永元〈戊申〉歳五月」と記されている。内容は神祇斎場に関するもの。

後陽成天皇は豊臣・徳川初期に在位した天皇で、とくに豊臣秀吉との関係は深く、天正16年(1588)には秀吉の聚楽第へ行幸したことで知られる。当時公家社会は、混乱から脱してようやく安定を取り戻していた。そのため朝儀の故実に精通していた天皇は、公事儀式の復興にも意を注いでいた。また学問を好み、『伊勢物語』『源氏物語』などの古典に通じ、和歌・書道・絵画も堪能であったことから、『古文孝経』『錦繍段』『勧学文』『日本書紀神代巻』『職原抄』その他和漢の古典数種の木製活字を作らせて印行させるなど、文化史上において大きく貢献している。
+登録番号(図書館資料ID)貴2148
所有者(所蔵者)國學院大學図書館
コンテンツ権利区分CC BY-NC-ND
資料ID144423

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