座繰
資料名称フリガナ | ザグリ |
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大分類 | 民俗 |
中分類 | 生産生業 2 |
小分類 | 繊維 8 |
資料番号 | HF28-000018 |
現地呼称・現地別称 | ザグリ |
使用地(市町村) | 天草郡有明町 |
公開解説 | 蚕繭から生糸をつむぐ道具です。繭を煮て糸をとりやすくし、片手で座繰のハンドルを回し、歯車によって回転する糸枠に糸を巻き取っていきます。この作業を糸繰りなどといい、これを座って行えることからついた呼び名ともいわれます。この座繰は明治35年から昭和初期まで使われていました。側面に「熊本市上通三丁目 器械師 山下善十」という焼印があります。上通町には蚕糸会館がありますが、かつては一帯に蚕糸関係の機関や団体、会社などが集まる、熊本県における蚕業ゆかりの地でした。そのため製糸関連用具を作る腕の良い職人もたくさんいたのではないかと考えられます。 |
検索市町村名 | 天草市 |