方解石
| 資料番号 | NG25-000500 |
|---|---|
| 大分類 | 地学(岩石・鉱物) |
| 中分類 | 鉱物・鉱石 2 |
| 学名 | calcite |
| 和名(通称名) | 方解石 |
| 採取都道府県 | 熊本県 |
| 採取市町村 | 宇城市豊野町 |
| 公開解説 | 方解石は、地球上で多く産出する炭酸カルシウムの鉱物です。方解石の結晶は平行四辺形で囲まれた菱面体をしていますが、他にも先のとがった犬牙状や釘の頭のような釘頭状、板状など色々な形のものがあります。宇城市豊野町水昌山で採取した方解石の結晶です。一見すると水晶(石英)の結晶のようですが、うすい塩酸をかけると激しく発泡するので、方解石だとわかります。水昌山一帯は、岩石が高い圧力や熱によって変化してできた変成岩でできており、水昌山では東西方向の嶺に沿って結晶質石灰岩が分布しています。水昌山の結晶質石灰岩は、細かい方解石の結晶が集まった白い岩石がほとんどですが、一部の場所では六角柱状結晶が集まっています。方解石の中にはブラックライトで紫外線を当てると光るもの(蛍光)があります。有名なのはマンガンを含んだ方解石で、赤~オレンジ色に光ります。水昌山の方解石は、白く光ります。このように、同じ鉱物でも色や反応が異なったり、蛍光しないものがあったりします。蛍光する鉱物は他にもありますので、身近な石で試してみたらいかがでしょうか。ただし、紫外線を直接見ないように気をつけましょう。 |
| 公開解説引用 | ~熊本県博物館ネットワークセンターだより~「熊本の自然と文化」No.46. 解説No.242 |