山田正亮

YAMADA, Masaaki
1930-2010

作家略歴

画家。東京都品川区に生まれる。本名は正昭。1953年、長谷川三郎に師事。読売アンデパンダン展、自由美術展に出品する。モランディやセザンヌに傾倒した静物画を描いていたが、56年頃から絵画の平面性を意識し、不規則な抽象的パターンや、長方形や正方形による作品を制作、その可能性を探究するシリーズ「Work」を開始する。58年、初個展を開催。60年頃から多彩色の水平ストライプ絵画へ移行、75年頃から中間色による方形の格子状の画面から、さらに格子に荒々しいタッチを重ねる作品へと展開。87年、第19回サンパウロ・ビエンナーレをはじめ、国内外の多くの展覧会に出品。晩年は、キャンバス全体を絵具で平坦に塗り込めたモノクロームの「Color」シリーズを制作した。

この作家の作品一覧[全1件]

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