佐伯和美

SAEKI, Kazumi
1914-74

作家略歴

画家。福岡県直方市に生まれる。都城商工学校を卒業後、一時福岡市で就職するが、上京して和田三造に師事する。1946年、郷里に帰り、鞍手郡剣村三菱鉱業所に就職するが、翌47年に遠賀郡芦屋に移住する。49年、第3回新九州美術展に出品し、小倉市長賞を受賞、同年に美術文化協会展に入選する。58年、新象作家協会を結成し、創立会員として晩年まで活動した。51年、北九州市の安川電機製作所宣伝部に嘱託として勤務するかたわら制作を続けた。社会風刺のテーマと、油彩のほかロール印画紙、蝋、プラスチック、金属などの素材を用いて作る画肌づくりが特徴。

この作家の作品一覧［全1件］

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