桑山忠明

KUWAYAMA, Tadaaki
1932-2023

作家略歴

現代美術家。名古屋市に生まれる。東京藝術大学で日本画を学んだあと、1958年、渡米。以来ニューヨークを拠点に活動する。60年代初頭より明快な色彩、色面によるアクリル絵画を発表し、60-70年代にアメリカを中心に隆盛したミニマリズム(最小限の色彩や形態で表現する動き)を牽引する役目を果たす。80年代にはシェイプト・キャンバスや立体作品、90年代以降はベークライト(樹脂)やアルミニウムなどの工業用素材を用いて緊張感あふれるインスタレーション作品へと展開しながら、純粋抽象表現の可能性を拡大し続けた。世界各地で発表を行い高い評価を得るなか、85年、日本国内初の本格的な個展を当館で開催した。

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