鳥居清満

TORII, Kiyomitsu
1735-85

作家略歴

浮世絵師。俗称は亀次郎。二代目鳥居清倍の次男。鳥居派の三代目を継承し、鳥居派の様式を遵守しながら江戸歌舞伎の芝居絵、看板、番付制作を担う。そのかたわら、紅摺絵の役者絵、美人画のほか、黒本、青本、黄表紙の挿絵も手掛けた。明和期(1764-72)に入り、鈴木春信による多色摺の錦絵や、一筆斎文調や勝川春章の役者似顔絵などが出現すると、第一線を退いた。鳥居清長をはじめ多くの門人を育てた。

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