菊畑茂久馬

KIKUHATA, Mokuma
1935-2020

作家略歴

画家。長崎市に生まれる。1957年に福岡市で結成された前衛美術集団「九州派」の主要メンバーとして全国的な注目を集め、60年代には、反芸術の旗手として活躍する。その後、長年のブランクを経て、83年に発表した「天動説」シリーズを皮切りに、「月光」「月宮」と次々に大型タブローのシリーズを発表し、再び注目を集める。また、戦争記録画や山本作兵衛による炭鉱記録画について、いち早く言及するなど美術評論の著作も多数あり、その活動は多岐にわたる。88年に公立美術館で初となる個展を当館で開催。2011年には、長崎と福岡で大規模な回顧展が開催され、同展によって第53回毎日芸術賞を受賞した。

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