松本英一郎

MATSUMOTO, Eiichiro
1932-2001

作家略歴

画家。福岡県久留米市に生まれる。東京藝術大学油画科の林武教室で学ぶ。1958年から3年続けて独立展で独立賞を受賞し、2001年まで毎年出品。50年代後半にはフォーヴィスム的な作風を試みたのち、60年代中期に紅白の幔幕と人物を描いた「平均的肥満体」シリーズで注目を浴びる。70年代からは茶畑や山並みを描いた「退屈な風景」、闘病体験を経た87年以降は「さくら・うし」、晩年は「花と雲と牛」「花あかり」など、様々なシリーズを描いた。83年に多摩美術大学教授となり、後進の指導にも力を注いだ。

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