ジョアン・ミロ

MIRÓ, Joan
1893-1983

作家略歴

スペインの画家。バルセロナに生まれる。1920年、パリを訪れブルトン、エリュアールらシュルレアリストと出会い、次第に幻想的、記号的なモチーフが画面にちりばめられた詩的な油彩を描くようになる。一方、28年に『一羽の小さなカササギがいた』をステンシルで制作し、30年にはリトグラフ制作も開始、以後様々な版画技法を習得し1,000点を超える作品を残した。48年から本格的にパリに滞在し、ムルロ工房を拠点にリトグラフを制作。この頃から多くの詩人や作家の挿絵を手掛ける。詩人 瀧口修造との交流から共著詩画集『ミロの星とともに』(1978)を刊行。70年には大阪万博で日本ガス協会のガスパビリオンに陶板の巨大壁画《無垢の笑い》を制作した。

この作家の作品一覧[全4件]

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