アリスティード・マイヨール

MAILLOL, Aristide
1861-1944

作家略歴

フランスの彫刻家、画家。仏南部バニュルス=シュル=メールに生まれる。1885年、パリ国立美術学校に入学し、アレクサンドル・カバネルらから指導を受ける。しかし、アカデミックな美術教育に不満を感じ、作品に感銘を受けていたゴーギャンやモーリス・ドニの励ましもあり、92年頃にタピスリー制作を始めた。視力減退のためタピスリー制作を断念すると、95年頃から小型の彫刻作品の制作を始め、1902年に美術商ヴォラールの画廊で初個展を開くと《レダ》がロダンに絶賛されるなど好評を得た。後半生はほぼ一貫して、量感のある、均整の取れた形態を特徴とする裸婦像の制作を行い、ウェルギリウス『農耕詩』挿絵など絵画も手掛けた。

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