マックス・エルンスト

ERNST, Max
1891-1976

作家略歴

ドイツ、フランスの画家。ドイツのブリュールに生まれる。ボン大学で哲学、心理学、美術史を学ぶ。ピカソやマティスらの作品に刺激を受けて画家を志し、ドイツ表現主義運動に関わる。1919年にケルンでジャン・アルプらとともにダダ運動を興す。22年にパリに出てブルトンらと交流し、シュルレアリスムの中心的画家として活動する。25年から制作にフロッタージュの技法を用い始めたほか、コラージュやデカルコマニーなどにより幻想的なイメージを描く。第二次世界大戦中にアメリカへ亡命。10年におよぶ滞在中に、抽象表現主義の誕生に影響を与える。58年にフランス国籍を取得。パリ国立近代美術館やニューヨーク近代美術館など各国で回顧展が開催された。

この作家の作品一覧[全5件]

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