エドガー・ドガ

DEGAS, Edgar
1834-1917

作家略歴

フランスの画家。パリに生まれる。パリ国立美術学校で学ぶかたわら、ルーヴル美術館に通い過去の巨匠たちの作品模写に励む。22歳のときにイタリアに旅行し、ルネサンス絵画を研究。帰国後、マネやモネ、ピサロ、ルノワールらと親交を深め、1874年の第1回印象派展以降、7回にわたって参加。同グループの代表的画家となった。初期にはアングルらの影響を受けた古典主義的な肖像画を描いていたが、やがてパリの近代生活を題材にするようになり、劇場の踊り子や競馬など上流階級の人々が親しんだモチーフを数多く描いた。ほかの印象派の画家たちが風景などを画題に戸外で制作するなか、ドガはアトリエ内で人工的な都市の文化を描くことを好んだ。

この作家の作品一覧[全5件]

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