ヤノベケンジ

YANOBE, Kenji
1965-

作家略歴

現代美術家。大阪府茨木市に生まれる。幼少期に大阪万博の解体を目の当たりにした経験から「未来の廃虚」を創作の原点とする。1994-97年、ベルリンを拠点に欧米各国の展覧会に出品。90年代より、世紀末的な「サヴァイヴァル」を意識したプロジェクトを行う。97年に、自作の黄色い放射能感知服を着用してチェルノブイリを訪ね、「アトムスーツ・プロジェクト」を開始。2000年代に入ると、再生、復活など未来へのメッセージを打ち出した「リヴァイヴァル」へとテーマが移行した。03年、大阪万博跡地から移転直前の国立国際美術館で初の本格的な回顧展を開催。同年、当館で個展を開催。17年に、「SHIP’S CAT」シリーズを開始する。08年より京都芸術大学教授を務める。

この作家の作品一覧[全1件]

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