『Ｆ-111(南、西、北、東)』

作家名	ROSENQUIST, James　ジェームズ・ローゼンクイスト　1933-2017
制作年	1974
発行	ピーターズバーグ・プレス、ロンドン、ニューヨーク
素材・技法	リトグラフ、スクリーンプリント
サイズ（cm）	92.7×190.5（紙寸）
Title	“F-111 (South, West, North, East)”
Publisher	Petersburg Press, London and New York
Material/Technique	lithograph, screenprint
Date	1974
Size (cm)	92.7×190.5 (sheet)
作品解説	1965年に発表された長さ26ｍ、高さ3ｍにおよぶ巨大な油彩画を版画に置き換えた作品。当時開発中だった戦闘爆撃機F-111とともに、スパゲティやヘアドライヤーを被る少女、水爆実験のきのこ雲などのモチーフが並ぶ。消費社会に疑問を投げかけるとともに、ベトナム戦争下にあった社会に対するメッセージが込められている。

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	ROSENQUIST, James
	1933-2017
作家略歴	アメリカの画家、版画家。ノースダコタ州グランドフォークスに生まれる。ミネアポリス美術学校、ミネソタ大学ツインシティー校で絵画を学んだのち、1955年にニューヨークへ移り、アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨークの奨学生となる。57年から60年まで看板画家として生計を立てた後に、その技法を応用した巨大な絵画の制作を始める。64年から翌年にかけて制作された《F-111》で国際的な評価を受ける。以降、ウォーホルやリキテンスタインらとともにポップ・アートを代表する画家の一人と評される。絵画のほか大型の版画や、コラージュ作品も多く手掛けた。72年、初となる回顧展がホイットニー美術館などで開催された。